苺とイタリアの赤いリキュール


春らしく暖かくなってくると

毎年地物の苺を見かけると

それらを手に入れては

ソルベット(イタリア版のシャーベット)

を作ります。



今日も美味しそうな

苺を見つけたので

潰して、お砂糖とリキュールと

今回はアルケルメスで

香り付け。




アルケルメスは

イタリアの伝統菓子

ズッパ・イングレーゼなどに使われる

真っ赤なリキュール。

古くは18世紀のトスカーナ州

フィレンツェのドミニコ会修道院で

造られていた薬草酒。



柑橘の風味をベースに

ローズウォーターや

スパイス類(ナツメグ、シナモン、カルダモン、クローブなどなど)



そして

ヴァニラ甘い香り



そしてこのアルケルメスと言う

リキュール =サボテンの虫の色

というイメージを持つ人は

多いのでは?



古くから

このリキュールは

コチニール色素と呼ばれる

サボテン表面に付く虫の

(カイガラムシ科の

エンジムシと言う虫)

赤い色が色素として

使われてきました。


虫から色素?!


と聞くと一瞬ひやっと

しちゃいますが


このコチニールの赤い色素は

以前はカンパリなどにも用いられていた他

ジャムや、シロップ(昔はかき氷のイチゴシロップにも、使用されていたとか)

とてもポピュラーな着色料だったのですが


しかし、コチニール色素で

急性アレルギー反応を起こすとして

問題になり現在では

その使用が問題になっています。


このコチニール色素のアレルギーは

なにやら女性のみが

アレルギー反応を起こすという話も

きいたことがありますが

(実際はどうなんでしょう??)



いずれにしろ

現在日本に入ってきている

アルケメスは、コチニール色素は

使われていない物が

主流に思います。





もちろん

今回使ったアルケルメスは

コチニール色素は

使用されていません。



話は戻って

潰した苺にアルケルメスとお砂糖を

混ぜて、ソルベットの仕込みをしましたー

と言う話でした。




美味しく出来るかなぁ





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